はじめに
本記事はりっちゃんの自閉症に関する成長過程を記事にしました。
自閉症スペクトラム障害(ASD)とは、コミュニケーション等の対人関係が難しく、また感情や感覚などの曖昧な言葉の理解が難しい等の特徴が見受けられっる、精神発達の障害です。1歳半のお子様においては、自閉症の特徴が見られることもありますが、この時期は発達の個人差が大きいため、専門家の診断が必要です。
自閉症の特徴
一般的に言われる自閉症の特徴は以下のとおりです。
- 目が合わない、または目が合ってもすぐそらす
- 抱っこやおんぶを嫌がる
- 体に触れられるのを嫌がる
- 名前を呼んでも反応しない
- 家族に関心を示さない
- 笑うことが少ない
- 毎日同じもので遊びたがる
- バイバイが遅い、または逆向きバイバイ
- クレーン現象(人の手を取ってものを取らせるなどの行為)が多い
個人差があり、お子さんによって当てはまるもの、そうでないものがあります。
りっちゃんの特徴
上記特徴が数個当てはまりそのほか、りっちゃん(1歳半)には以下の特徴がありました。
- 車のタイヤのくるくるをずっと見る
- 車を一列に並べる
- 発語がない
1歳半検診では、保健師さんの求められている指差し行動は全くできませんでした。泣いてぐずった訳でもなく、本人は何を言われているのか理解できていない様子でした。
親ができること
- 無理に矯正しようとしない
- 子どもの興味や好奇心を伸ばす
- 言葉が遅い場合は、たくさん話しかける
- 楽しそうに遊んでいる場合は一緒に遊ぶ
伝えたいこと
お子さんの違和感が気になりだし、本ページを呼んでくださっていることかと思います。私も自閉症という言葉を聞いたときは、血眼になってネットで検索しておりました。その後、原因、将来、治し方について検索していき、多くの情報に心を締め付けられたことを今でも覚えてます。
SNSなどの情報では感情を揺さぶられるような表現が多様してあり、素直な方が見ると感情を刺激されることから、行政など公的機関から情報を収集することをおすすめします。まだ受け止めきれない方も多いと思いますし、定期的に検診があったり、療育(コミュニケーションのリハビリみたいなもの)を推奨されるなど、自然とことは進んで行きます。そのため、ここはいっそのこと、検索しないのも一つの手です。
時間は常に流れお子さんもどんどん成長して行きます。後戻りはできません。1歳半の我が子を可愛がれるのは、その瞬間そのときです。自閉症については時が来れば勝手に情報が入って来ますので、今は目一杯可愛がって、至福の時間をお過ごしください。
一人で抱えこまず、パートナーやご両親など周りの人に相談してみましょう。
今は受け止められなくても大丈夫です。私たちも少しづつ少しづつ現状を受け止めて、今があります。