はじめに
出産を終え、育児に奮闘するお母様方の次の課題は、子供と老後のお金の備えだと思います。そこで、思い浮かぶのが、空いてる時間をお金に変えたい!よし!パートにでよう( ゚д゚)ハッ!とお考えになる方もおられますよね。
そこで、今回はパートするにあたって、重要なポイントのまとめ、と我が家の決断を記事にしました。参考程度にご一読いただければ幸いです。
自分の状況を理解しよう
パートを行いたいけど、まずは何からすればいいの?という方にはまず、自分の状況を理解しましょう。具体的には以下のことについて、考えてみよう!
ライフスタイルに合った勤務時間
例えば、旦那が不定休で休みがまばら、急な対応でしょっちゅう家を空けるなどの場合は在宅業にするなど、旦那様のお仕事と相性がいい仕事を選びましょう。
通勤時間も短ければ短いほどいいです。子供が保育園に行くようになると、思っているほどの何倍も体調を崩します。保育園からの帰宅指示に対応できるよにと、通勤時間が短かれば、その分家事を行うことができるので、短かれば短いだけいいです。ちなみに我が家は、保育園に通いはじめて2年経過していますが、子供二人の病気により、有給休暇を毎年年間40日使っています!なかなか衝撃的ですよね。3年目にはだいぶ免疫が付いてきて病気にかかる回数も減ってきました。
また、勤務時間=収支であるため、どのくらい稼いだら家計にゆとりができるか、いつまでにどのくらい貯金したいかを明確にしましょう。パートでライフスタイルが変わる分、収支も変わります、保育費用、車を購入する際は車代なども抜き漏れなく計算しましょう。
求められるスキルと自分の強み
自分の得意な事、好きなこと、前職の経験を活かしたいなど、無数にある職種の中から次第に絞っていくと決めやすく、仕事自体も長続きします。
また、子供がある程度、目を離せるようになれば、パートから正社員になるのも一つの手です。将来のキャリアプランを見越しておくのが理想ですが、子供が小さいうちは、子育てと併用して、ゆるく気分転換程度にできる仕事がいいと思います。仕事で疲れ果てて心のゆとりが無くなっては、子供にも影響を及ぼす可能性があります。
パート職種とその特徴
無数にあるパートの職種のなかで、ジャンルを分類し簡単に特徴をまとめました。
1. 事務・オフィス系
一般事務
- 仕事内容: データ入力、書類整理、電話対応など。
- 求められるスキル: 基本的なPCスキル、コミュニケーション能力。
経理・会計
- 仕事内容: 伝票処理、会計ソフトの入力、給与計算など。
- 求められるスキル: 簿記知識、正確性。
コールセンター
- 仕事内容: 顧客対応、問い合わせ対応、電話営業。
- 求められるスキル: コミュニケーション能力、忍耐力。
2. 販売・サービス系
レジスタッフ
- 仕事内容: レジ打ち、接客、商品管理。
- 求められるスキル: 接客スキル、現金管理の正確さ。
販売スタッフ
- 仕事内容: 商品の陳列、販売、在庫管理。
- 求められるスキル: 商品知識、接客スキル。
コンビニスタッフ
- 仕事内容: レジ、品出し、店内清掃、軽食調理。
- 求められるスキル: 多様な業務に対応できる柔軟性。
3. 飲食・フード系
ホールスタッフ
- 仕事内容: オーダー取り、料理の提供、片付け。
- 求められるスキル: 接客スキル、スピード。
キッチンスタッフ
- 仕事内容: 調理補助、食材の準備、厨房の清掃。
- 求められるスキル: 調理スキル、衛生管理。
ファーストフード店スタッフ
- 仕事内容: カウンター業務、調理、清掃。
- 求められるスキル: 接客スキル、スピード。
4. 医療・福祉系
介護スタッフ
- 仕事内容: 高齢者の介護、入浴・食事の補助、見守り。
- 求められるスキル: 介護知識、共感力。
医療事務
- 仕事内容: 受付、会計、レセプト処理。
- 求められるスキル: 医療事務の知識、正確性。
5. 教育・保育系
塾講師・家庭教師
- 仕事内容: 学生への指導、教材準備、進路相談。
- 求められるスキル: 教科知識、指導力。
保育士補助
- 仕事内容: 子どもの見守り、遊びの補助、保育室の清掃。
- 求められるスキル: 子どもへの対応力、忍耐力。
6. 作業・物流系
軽作業スタッフ
- 仕事内容: 梱包、検品、仕分け。
- 求められるスキル: 力仕事、正確性。
配送スタッフ
- 仕事内容: 商品の配送、ルート管理。
- 求められるスキル: 運転技術、体力。
7. 清掃系
ビル清掃スタッフ
- 仕事内容: オフィスビルや施設の清掃、ゴミ処理。
- 求められるスキル: 丁寧な作業、時間管理。
家庭用清掃スタッフ
- 仕事内容: 家庭の掃除、整理整頓。
- 求められるスキル: 丁寧な作業、顧客対応力。
我が家はパートをこれに決めました
妻のパートをどれにするか問題について、世間では意外と認知されていない、公務員パート(正式名:会計年度任用職員)をすることにしました。
以外と知られていないだけで、実は皆様が役所に行って、住民票等を発行するにあたり、関わる職員はすべて、公務員パートの方です。
公務員パートにも多くの職種があります。主婦ができる職種について、まとめてみました。
1. 事務職
一般事務
- 仕事内容: 各種書類の作成・整理、データ入力、窓口対応、電話対応など。
4. 教育職
学校事務
- 仕事内容: 学校の経理・総務業務、学生・保護者対応、施設管理。
図書館、美術館、体育館などの事務
- 仕事内容: 施設の受付や簡易的な事務作業。
労務職
・仕事内容: 学校、保育園の用務作業。
調理員
・仕事内容:給食センター、小学校、保育園、病院での調理、配膳作業。
保育士、看護師などの専門資格職
・仕事内容:各専門作業
公務員パート(会計年度任用職員)の特徴
公務員パートには以下のような、メリットがあります。
1. 安定した雇用
会計年度任用職員は、任用期間が1年単位で定められており、契約期間中は安定した雇用が保証されます。また、よっぽど業務に問題がなければ、任期が更新されて行くので、長く働くことができます。これにより、短期のパートやアルバイトに比べて長期的な収入が見込めます 。
2. 公務員に準じた待遇
地方自治体の職員として働くため、公務員に準じた待遇を受けることができます。以下はその例です:
- 社会保険: 健康保険、厚生年金、雇用保険に加入できる。
- 福利厚生: 地方公務員共済組合の福利厚生サービスを利用できる場合がある。
- 有給休暇: 勤務日数に応じて有給休暇が付与される。長く続ければ年間20日の有休休暇が付与されます。また、妻が勤務する自治体では、別途、特別休暇が13日が付与されます。
- ボーナス、退職金:自治体によりけりですが、ボーナス、退職金もあり、妻の働く自治体では、最大2.5ヶ月分のボーナスが支給されます。
※有休日数、ボーナスは自治体によって、数が異なります。
5. ワークライフバランスの実現
会計年度任用職員は、勤務時間が比較的柔軟であることが多く、家庭やプライベートとの両立がしやすいです。特に、子育て中の方や介護が必要な家庭状況の方にとって、ワークライフバランスを保ちながら働くことが可能です。有休日数が多いの特徴ですが、残業がないのも主婦にとってはとてつもないメリットです。
デメリットは無いに等しいですが、挙げるとすると、資格職以外は倍率が高いことです。そのため、一回で受からなければ、別のパートをしながら、挑戦していきましょう。簡易的な採用試験や面接を設けている自治体もありますが、何回も受ければいずれ受かります。
※公務員パートでは、市区町村、県、公益財団法人など様々な団体で募集しています。まずは「自治体名 会計年度任用職員 募集 」と検索してみてください。
まとめ
いかがでしたしょうか。少しでも家計のためにと思う皆様はとても凄いことだと思います。
ですが、頑張り過ぎて体調管理や家庭の時間確保ができなくなってしまっては本末転倒です。家計のためを思っている、あなたは十分頑張ってます!
私も子供(自閉症児)のために、どれだけお金を残してあげれるかを考えて、時間を有効活用しています。
皆様の将来、目標、ライフスタイルにあった働き方を見つけてみてはどうでしょうか。
引き続き一緒に家計改善頑張りましょう!!